美容記事(美容室での会話 節分)

正月が終わるとグッと節分ムードが高まり、コンビニやロフト、スーパーなんかは節分仕様の売り場に変更されている。街中に流れる節分ソングにベージュ色のイルミネーション(豆球)…俺はこの時期がとても好きだ。

ここ1週間は朝の情報番組は節分の話題で持ちきりで、もう今更って話だが、節分グッズも進化している。

豆まきをハンディでやるのはもう時代遅れ。バズーカ式のそれに豆を詰め、ボタンを押すと一気に豆が放出される。つい先日Youtuberがこれを国会議事堂に向けるなどして炎上していたが、使い方さえ間違えなければ短時間で鬼を外にやることができるので便利だと思う。

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perfumeは20代にやりたいことは全部やった、30代の扉をバーンと開けたい、とインタビューで答えていたがこの言葉の裏には(でも節分の時、年の数だけ豆を食べるのは億劫だ)という本音が見え隠れしていたことは言うまでもない。
だが実はこの悩みは解決することができる。炊飯器サイズの容器に豆をあらかじめ入れておき、自分の年齢を入力するとその分の豆が出てくる機械が発売されたのだ。
1台5400円(税別)。毎年の煩雑さを思えば買っておいて損はない。

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豆屋はここぞとばかりに限定商品の販売を行っている。特に毎年注目度が高いのが岐阜県各務原市の豆屋「榊原(さかきばら)商店」の節分豆である。毎年2月3日に収穫された豆を1年間神社に保管し、祈祷を行ったのちに出荷されるこだわりの逸品だ。
通販は行っておらず、毎年発売日にはこの商品を求めて全国各地から榊原商店の開店前に列をなす。iPhoneの初売りなんかを想像していると自分の甘さに驚かされることになる。

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ところで初売りといえば仙台の初売りをご存知だろうか。初売りといえば通常より安かったり、福袋と称してお買い得な商品がまとめて入ったり…とはいうものの、もうそういうのに期待せずぬくぬくと正月を過ごしてる人も多いのではないだろうか?

仙台の初売りは一味違う。豪華な商品などをつける販売方法は「景品法」という法律で規制されているのだが、「仙台初売り」だけは、豪華な景品をつけてもよい、と公正取引委員会にも認められているのだ。
ここらへんはWikipediaにもまとめられている。

この話、節分の話は丸々嘘で、初売りの話は本当である。
美容室の担当の人にこの話をしたら、前半の嘘臭さも相まって初売りの話は本当だと力説してもめちゃくちゃ疑われた。近くで話を聞いていたアシスタントの子には、そのうち顧客情報の欄に「話は半信半疑で聞け」て書かれますよ、と言われた。
あ、これは本当です。